学部・研究科等
1941(昭和16年)岡田実教授が大阪帝国大学工学部冶金学科第五講座として「溶接工学講座」を新設し、1944年(昭和19年)に世界に先駆けて「溶接工学科」が開設されました。それから約80年間、岡田実先生の意思を受け継ぎ溶接工学を基礎に据えながら、名称変更・講座の拡充・再編を重ね、現在の「マテリアル生産科学専攻 生産科学コース」として人類・社会に貢献する学問の追求と、教育を行っております。これまで、約4,000名の卒業・修了者を産官学界へリーダーシップを発揮する人材として送り出しています。
ご存じのように、国の財政難に伴い、国立大学の教育研究の基盤となる予算、運営費交付金が、毎年削減されています。その結果、学生の教育に支障を来たすようになってまいりました。当生産科学教室では、学生の教育研究を高い水準に維持するとともに、当該分野の国際競争力を再び高めるため、学生への国際性涵養教育の強化に日々努めておりますが、予算は十分とは言えません。また、昨今のカーボンニュートラル社会の実現や宇宙開発などの近未来社会の実現に向けて、当教室が強みとする溶接・接合に関わる学術・研究力の戦略的維持と、それを基盤とした新学問領域の開拓を担う人財を育成し、大阪大学、ひいては日本の教育・研究拠点を構築するための支援を必要としております。
以上のような状況を鑑み、生産科学教室では、創設80周年を迎えたことを受け令和7年度から大阪大学未来基金の中で使途目的を指定した「生産科学教育研究支援・推進事業」を設置いたしました。改めて皆様にご理解を賜り、本事業への寄付にご協力を賜るようお願い申し上げます。今回お願いする寄付は生産科学教室の学生への教育研究支援・推進のために活用することを目的としています。皆様には、本事業を通じて温かいご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

生産科学コースのサイトはこちらをご参照ください。
頂きましたご寄付につきましては、生産科学コース内の以下の支援に活用させて頂きます。
(1)生産科学の教育・研究活動支援
・先進(溶接・接合・AM)教育プログラム設置・維持への支援(外部講師)
・ICTインフラの整備支援(講義用ディスプレイ、オープンディスプレイ)
・共通最先端設備の整備・運用支援(国プロ導入装置の維持、オペレーションなど)
(2)学生・留学生支援
・成績優秀者表彰、研究奨励
・国際資格取得のための教育プログラム受講支援
・高度国際性涵養研究教育支援
(3)産学連携・社会連携活動支援
・生産科学技術交流会(OBとの技術交流会)の開催支援
・外部講習会・シンポジウム等の運営支援
・HP、デジタルサイネージ等を通じた情報発信支援
(4)その他
・上記運営のための事務補佐員雇用

クレジットカード、銀行振込でご寄付いただけます。
なお、「生産科学教育研究支援・推進事業」は、大阪大学未来基金の中の一事業として位置づけられていますので、本事業にご寄付いただく場合には、「大阪大学未来基金」の寄付目的を「学部・研究科等」、支援先を「生産科学教育研究支援・推進事業」と指定していただくようお願いいたします。