理学部は1931年の大阪帝国大学発足時に医学部とともに創設され、長岡半太郎初代総長の言葉「勿嘗糟粕（そうはくをなむるなかれ）」を精神的規範とし、基礎科学の研究を通して人類の文化に貢献してまいりました。
旧来の学問領域の枠や体系にとらわれず、発見や独創を新しい領域に展開して学際的研究にも積極的に進出することを目指し、資金面や設備・スペース面での支援をはじめとした実効ある運営ルールの整備、長期的視点の研究における柔軟な人材配置等により、組織の活性化と研究環境の維持発展に取り組んでいます。
また、教育面においては、大学院における教育研究体制の強化や創造性と思考の柔軟性を重視した学部教育等、グローバルな視点から積極的に学べる教育環境・教育システムを整備し、最先端の研究を通じて社会の様々な分野でリーダーとして国際的に活躍する人材の育成にも努めています。
このような取り組みを発展させ、学生が勉学と研究に集中できる教育・研究環境とその支援体制の充実を図るため、「理学部・理学研究科教育研究事業」基金を立ち上げました。

理学部・理学研究科のサイトはこちらをご参照ください。

皆様からのご厚意は、理学部・理学研究科で学ぶ学生の学生生活と教員の研究活動、及び地域への社会貢献活動の充実のために活用させていただく予定です。
（１）教育環境、建物・設備の整備
（２）学生への奨学金、海外派遣・留学支援、留学生への支援
（３）実習実験機器の充実、教室・自習室の整備、教材の開発支援
（４）研究活動支援
（５）社会・地域活動支援
（６）講演会・公開講座等の開催支援

本ウェブサイトから、クレジットカード、銀行振込等でご寄付いただけます。

なお「理学部・理学研究科教育研究事業」は大阪大学未来基金の中の一事業として位置づけられていますので、本事業にご寄付いただく場合には、「大阪大学未来基金」の寄付目的を「理学部・理学研究科教育研究事業」と指定していただくようお願いいたします。