特定基金詳細
SPECIFIC SUPPORT FUND
学部・研究科等
本事業では、理学研究科、医学系研究科、核物理研究センターの3部局が連携し、がん治療のための新たな医療法の開発を目指します。具体的には、大型加速器と国内唯一のGMPレベルの臨床用放射性医薬品製造施設を学内に有する大阪大学の強みを生かし、異なる学問領域の研究者が総力を結集して、他に有効な治療法が無い進行がんの治療のために、体内からがん細胞を攻撃するアルファ線核医学治療を開発します。(事業内容の詳細についてはこちらをご覧ください。)
新たな進行がん治療法の1日も早い確立を目指す本事業の趣旨にご賛同いただき、ご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。
皆様のご厚意は、アルファ線核医学治療開発のための研究支援や次世代を担う若手研究者の育成、および、オールジャパン体制整備のためのシンポジウム開催など、本事業の発展のために限定して活用させていただきます。
大型加速器と国内唯一のGMPレベルの臨床用放射性医薬品製造施設を学内に有する大阪大学の強みを生かし、理学研究科、医学系研究科、核物理研究センター等の異なる学問領域の研究者が総力を結集して、進行がん治療のための新たな医療法の開発を目指すため、体内からがん細胞を攻撃するアルファ線核医学治療の開発事業を実施します。
令和6年度は令和3年度に開始した難治性甲状腺がん患者に対するアスタチン化ナトリウム薬剤の医師主導治験(First in Human)を引き続き実施しました。また、アウトリーチのためにNature誌に掲載したFocalPoint特集記事を配布しました。
大阪大学では、「大阪大学未来基金」を設立し、学内の募金活動の取りまとめを行っております。「進行がん治療のためのアルファ線核医学治療開発事業」は、大阪大学未来基金の一事業として位置づけられていますので、本事業にご寄付いただく場合には、「大阪大学未来基金」の寄付目的を「学部・研究科等」、支援先を「進行がん治療のためのアルファ線核医学治療開発事業」としていただくようお願いいたします。