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特定基金詳細

SPECIFIC SUPPORT FUND

マルホ大学院生等海外派遣事業

冠プロジェクト ※こちらについては、一般の方からの寄付金を受け付けておりません。

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学生による海外派遣成果報告

竹村 美穂

医療薬学分野 博士課程4年

 

2023年6月13日から19日にかけて、オランダのロッテルダムで開催された18th World Congress of the European Association for Palliative Care 2023に参加し、難治性がん疼痛に対する新規治療薬についてのポスター発表を行いました。本学会は、緩和医療の分野において世界最大規模の国際会議であり、今回の年次大会は4年ぶりに対面形式で開催されました。自身の研究に関して、多くの研究者とディスカッションすることができ、コーヒーブレイクの時間にも個別でご質問をいただきました。また、各国のトップサイエンティストの講演から、最新の研究動向を学ぶとともに、研究領域の更なる可能性を感じました。このような貴重な経験にあたってご支援くださいましたマルホ株式会社様に深く感謝申し上げます。                                                                                                                        
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北本 夏子

毒性学分野 博士課程1年

 

2023年7月17日から20日の4日間、台湾の台北にあるNTUH International Convention Centerで開催されたASIATOX-Xに参加し、19日のポスターセッション「Molecular Toxicology & Carcinogenesis」にて、自身のベンゾピレンとがん悪性転化に関する研究内容について、ポスター発表を行った。ポスター発表、シンポジウムともに、毒性学会ながらも様々な分野にわたる研究が発表されており、自身の研究テーマであるがんの悪性転化や細胞老化、環境化学物質に関する研究についても多くの学びがあり、特にディスカッションの中で自身の考えを深めることができ、大変貴重な時間となった。最期に、ご支援頂きました、マルホ株式会社さまに感謝申し上げます。                  

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真鍋 颯太

毒性学分野 学部5年

 

今回、2023年7月17日~2023年7月20日に台湾にて開催されたアジア最大規模の毒性学会である第10回ASIATOXに参加し、自身の研究テーマであるマイクロプラスチックの細胞毒性に関するポスター発表を行った。発表では、多くの研究者に足を止めて頂き、これからの研究に繋がる意見を多数頂いた。自らの研究に関して、貴重な意見を頂けただけでなく、各国の著名な研究者の講演から、現在の研究の潮流を学ぶことができた。研究手法や注目を集める毒性など、現在のマイクロプラスチック研究において、最新の知見を得ることができ、大変有意義であった。 さらに、発表を通じて、英語による議論を重ね、自信をつけることができたと同時に、自らの英語力向上の必要性を再認識させられる機会が多くあった。 しかし、多くの研究者と連絡先を交換させて頂き、日本だけでなく、世界の研究者との繋がりも今回の海外派遣で得られた成果である。 これらの貴重な経験を今後の研究に最大限生かしていけるよう精進していきたい。最期に、ご支援頂きました、マルホ株式会社さまに感謝申し上げます。

 

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金田 侑樹

遺伝子機能解析学 博士後期課程1年

 

アメリカのニューハンプシャーで開催されたFertilization and Activation of Development Gordon Research Seminar/Conference (開催期間:2023年7月22日~7月28日)に参加し、口頭発表及びポスター発表を行いました。質疑応答を通じて、自身の研究で不足している点について客観的な意見を頂きました。参加した学会はクローズドで勉強会に近く、同世代の学生や多くの著名な研究者と毎食ご飯を食べながら交流することもできました。そこでは、研究内容に限らず研究者を目指す上でのアドバイスを頂いたり、アメリカやヨーロッパの研究環境との違いなど様々なことについて話し合ったりするなど出来ました。今回の海外派遣を通じて、自身の研究活動に対するモチベーションがさらに上がりました。最後になりますが、ご支援してくださったマルホ大学院生等海外派遣事業に感謝致します。

 

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髙月 雅春

医薬合成化学分野 博士後期課程 1年

 

2023年6月27日から30日にかけてスウェーデン・ヨーテボリで開催された23rd Tetrahedron Symposiumに参加し、ビシクロブタン誘導体の新規反応についてのポスター発表を行いました。本学会は創薬と開発、材料科学、生化学など、有機化学と関連分野の進歩に焦点を当てた国際シンポジウムで、全世界から研究者が集まり、当該分野の一流の研究者によって構成される科学委員会とElsevierが共同で開催されています。私は、多くのトップ研究者達が集まるこの学会で非常に有意義なディスカッションを交わすことができました。英語でのディスカッションには不安がありましたが、化学式があれば自身の考えを伝えることができました。また、最先端の創薬研究や有機化学の研究に数多く触れることで、自身の研究活動を進める一助になり、今後の研究活動への意欲を高めることができました。日々の研究活動における実験や文献調査では手に入らない貴重な経験をさせていただきました。
このような貴重な機会を与えてくださったマルホ株式会社に感謝申し上げます。

 

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露口 結子

医薬合成化学分野 博士前期課程2年

 

2023年6月27日~6月30日にスウェーデンで開催されたTetrahedron symposium2023において、Spliceostatin Aの構造活性相関研究についてのポスター発表を行った。海外で行われている進行形の研究や、研究の進め方、研究者の思いなど、論文では分からない部分を知ることが出来た。次回の学会発表では、自分の成果を発表出来るように努力しようと思えた。また、他の研究者の発表で分からないことをどんどん質問している研究者にも感銘を受けた。自分から学びにいくことと、それを可能にするための英語力の必要性を感じた。

 

 

佐藤 祐太

医薬合成化学分野 博士課程4年

 

2023年6月27日~30日の4日間、スウェーデンのヨーテボリで開催された、23rd Tetrahedron Symposiumという有機化学の研究者が多く参加する学会でポスター発表を行いました。発表では世界の様々な国の研究者と自分の研究について英語でディスカッションすることができました。世界的にも有名な研究室の学生と今後の研究の展望について議論し、自分が考えていた方向性と一致したことは大きな自信になりました。また招待講演を多く聴講し、最新の研究に関する情報収集もできました。さらに海外の生活にも大きな刺激を受けました。当初は異なる文化や言語に戸惑うのではないかという不安もありましたが、買い物や外食の際もなんとかコミュニケーションをとることができました。今回の経験から、将来的に海外でも仕事がしてみたいという目標ができました。この機会を研究者として更に成長していくための糧としていきたいです。このような貴重な機会を与えてくださった、マルホ株式会社様に心より感謝いたします。
 

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森山 将吾

薬品製造化学分野 博士課程3年

 

私は、2023年の10月にフランスのコートダジュール大学ヴァルローズ校で開催された28th French-Japanese Symposium on Medicinal & Fine Chemistry (28th FJS) でポスター発表をする機会をいただきました。私は「Multiple Deuteration of Triphenylphosphine and Raman Imaging of Deuterium-incorporated Mito-Q」という演題名で発表を行いました。28th FJSでは、合成化学および医薬品化学の分野における学術と産業界における最先端の研究成果に関する講演が多数行われました。私が専門とする合成化学分野の知識を深められただけでなく、専門分野以外の様々な研究を知り、知識を広げることができました。また、フランスの産と学の研究者たちと英語で討論ができたことは少し自信になりましたが、一方、語学力の向上が急務であると痛感しました。自分の発表では、海外の研究者たちと英語で議論した際に、相手の質問内容を理解し、回答するまでに時間がかかってしまい、円滑に議論ができていませんでした。今後、英語を使う機会を増やし、英語で自らの研究成果や魅力を伝えられるようになりたいです。28th FJSを通じて、新たな出会いや数多くの学びと気づきがあり、非常に良い刺激を受けました。最後になりましたが、ご支援いただきましたマルホ大学院生等海外派遣事業に感謝いたします。             


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赤澤 龍之介

薬品製造化学分野 博士前期課程2年

 

今回私は、2023年10月1日から4日にフランス・ニースのコートダジュール大学にて開催された「28th French-Japanese Symposium on Medicinal & Fine Chemistry」においてポスター発表およびショートプレゼンテーションを行った。英語でのプレゼンテーションは初めての試みで、とても新鮮であった。また、同年代の研究者がどういった考えで研究に取り組んでいるのか、実際にどういったことをしているのかを目の当たりにし、とても刺激的な体験であった。この経験により、英語でディスカッションをする抵抗が以前よりも無くなったため、今後は国内外問わず積極的に議論を展開することで、研究者としての素養、自身の知識を深めていきたい。                      

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飯森 南斗
高分子化学分野 博士課程1年


ASM Microbe 2023でポスター発表を行い、様々な分野の研究者から質問や意見をいただいた。この経験を通じて、これまでに焦点を当てていなかった部分にも着目するきっかけや新しい知見を得た。自分の発表時間以外では、様々な研究者の口頭・ポスター発表を見聞し、微生物という分野においての最新の研究を学ぶことができ、現在どのような研究がトレンドであるのかを感じることができた。この経験を踏まえ、今後の自身の研究方針の決定に生かしたい。
また、本学会は世界各国から研究者が集まっており、発表やディスカッションを英語で行ったが、相手方の発言の意味を正確に汲み取り、しっかりと真意が伝わるように返すことに難しさを感じる場面が多く、国際学会などで海外の研究者とより深くディスカッションし、世界で活躍できる研究者になるためには英語能力の向上が不可欠であることを痛感した。このような経験はなかなか国内ではできず、今回の海外派遣は非常に貴重な経験であった。今回の経験を今後の研究や勉強に生かせるよう、精進していきたい。
                                            

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池邉 美季

細胞生物学分野 博士課程1年

 

2023年7月3日~5日の日程で、フランス・トゥールにおいて開催された、9th Symposium on Antimicrobial Resistance in Animals and the Environmentに参加させていただきました。薬剤耐性と細菌の形態の関係性について口頭発表させていただき、研究の向上につながる貴重なアドバイスや、新たなテーマにつながる気づきなどを得ました。また、ほかの研究者の方々との交流を通して、疫学的な観点から見た薬剤耐性について学ぶことができました。初めての国際学会での発表でしたので、不安もありましたが、多くの研究者の方々に研究内容を好意的に受け止めていただき、今後の自信とモチベーションを得ることができました。

 

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物江 祐弥 
細胞生理学分野 博士後期課程2年


私は、2023年5月17日~21日にアメリカのシアトルにて開催されたInternational Society for Extracellular Vesicles 2023 Annual meeting に参加しました。発表は、注目演題ということで口頭とポスターの両方で発表を行ってきました。研究成果は多くの先生方に興味を持っていただき多くの質疑やアドバイスをいただくことができました。興味を持っていただいた方の中には連絡先まで交換し、研究で直面していた課題に対するブレイクスルーとなるようなアイデアをくださる方もおり非常に有意義な時間を過ごせました。
さらに、EVs研究という専門分野における著名な先生方と直接お話する機会もあり、今後のキャリアを考えたときに重要になるネットワークの構築をできたことも大きな収穫といえるだろう。昨年に続く参加ということでこの1年間での研究面はもちろん、語学力などにも成長を感じることができたよい派遣となりました。最後になりますが、今年もこのような機会を与えてくださったマルホ株式会社様および関係者の皆様に心から感謝申し上げます。
                                            
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大山 裕貴

遺伝子機能解析学分野 博士後期課程3年

 

ポスドク研究員として採用される前に現地に赴き、ラボメンバーとのディスカッション及び、研究室を見学をする機会をいただきました。滞在期間中はラボ内のセミナーだけでなく、沢山のシンポジウムやセミナーに参加しました。パリとミュンヘン合同のエピジェネティクスシンポジウム、スイスからの招待講演、国が隣接しているヨーロッパならではの情報共有の多さを感じました。セミナーから最新のエピジェネティクス研究の状態を知ることができました。ラボメンバーとは未発表のデータを前にじっくりと研究ディスカッションをしました。実験環境も把握することが出来たことから、自身の持っている技術とラボにある技術を組み合わせてこれから何ができるのか、将来の研究計画について熟考することができた貴重な経験となりました。また、今回の滞在で海外生活について雰囲気を掴むことも出来ました。ポスドク研究員となった際には、スムーズに研究に打ち込むことが出来そうです。これから世界に出て研究をすることが益々楽しみになりました。
 

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森田 真綾
臨床薬効解析学分野 博士後期課程3年


2023年9月、韓国ソウル市で開催された”Asia-Australia Vascular Biology Meeting 2023”に参加し、ポスター発表を行いました。本学会は血管生物学に特化した国際学会であり、ポスター発表や講演の聴講を通して最先端の研究に数多く触れることができました。また、本大会においてTravel Awardをいただくことができました。本大会を通して、自身の研究に対する様々な視点から意見を得るとともに、自身の英語力不足を痛感し、今後はさらに円滑かつ活発に議論を行えるよう語学力を高めたいという気持ちが強くなりました。
今回の海外派遣での経験は、研究および語学学習の両方におけるモチベーション向上につながっており、大変有意義なものとなりました。このような貴重な経験をするにあたり、ご支援いただきましたマルホ株式会社様に感謝申し上げます。

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井上 采人
臨床薬効解析学分野 学部5年


2023年9月、大韓民国ソウル市内で開催された"Asia Australia Vascular Biology Meeting 2023"に参加し、ポスター発表を行いました。自身の発表における他国の研究者とのディスカッションを通して、自身の研究に関して多くの知見を得ることができました。一方で、研究内容を英語で伝えることの難しさを痛感し、英語力の向上が必要であると再認識しました。また、多くの講演を聴講したことで血管生物学分野における最先端の研究に多く触れることができ、大きな刺激となりました。本学会への参加により、研究および語学学習に対するモチベーションが向上し、大変有意義な経験となりました。このような貴重な経験を得るにあたり、ご支援いただきましたマルホ株式会社様に感謝申し上げます。

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喜多 良介
生物有機化学分野 博士前期課程2年


2023年10月22日から25日にかけて、スペインのバルセロナで19th Annual Meeting of the Oligonucleotide Therapeutics Societyに参加しました。核酸に関する最先端の研究が発表される国際学会であり、オーラルセッションやポスターセッションを通して、新たな知識や自身の研究に繋がるヒントが多く得られる有意義な学会となりました。
自身のポスター発表においては、海外の同世代の学生から核酸専門の企業研究員まで、様々な方々と討論することで、新たな課題やアイデアを多く得る貴重な機会となり、今後の研究の方向性が鮮明になりました。
また研究以外では、自信を持って英語でコミュニケーションを行うことができるようになったのではないかと思います。これまで英語で話し、聞くことに自信がなく、海外の方との会話を避けることもありましたが、今回の海外渡航で積極的に世界中の研究員と英語で話すことができました。英語での実践的な会話力やプレゼンテーション能力の向上はもちろん、何よりも英語で会話することへの不安や躊躇いを払拭することができ、自身の成長を感じることができました。

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小橋 博斗 
生物有機化学分野 博士前期課程2年

 

2023年10月22日~25日にスペイン (バルセロナ) で開催された19th Annual Meeting of the Oligonucleotide Therapeutics Society (OTS) に参加し、ポスター発表を行った。オーラルセッションでは核酸医薬に関する最先端の研究内容に触れることができた。ポスターセッションでは、自分の発表日以外の日も他の研究者とのディスカッションを通じて問題への新たな考え方やアイデアを吸収することができた。このような成果を自身の研究の課題解決に活かすだけではなく、研究の方向性をより明確にすることができたため、修士論文へと繋がる充実した成果であったと感じる。また、研究以外のことでは語学への自信を得ることができた。常に英語で発表、ディスカッションしたため、相手に英語で伝える力や相手の言いたいことを聞き取る力が学会参加前と比べて成長した。


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中西 亮太
生物有機化学分野 博士前期課程2年


2023年11月23,24日に、西オーストラリア州パースにあるMurdoch大学で開催されたFNA PERTH 2023に参加しました。23日のポスターセッションでは、海外の研究者を相手に自身の研究成果を発表しました。慣れない英語での議論でしたが、リスニング力やコミュニケーション能力が鍛えられたと実感しています。また、両日ともに国内外の著名な先生の口頭発表を聞き、基礎研究から医薬応用まで幅広い内容を学ぶことができました。普段聞くことができない貴重な話が多くあり、自分の視野が広がったように感じました。核酸医薬の応用や課題解決に向けた様々なアイデアに触れたことで、将来の研究に向けたヒントを多く得ることができました。

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植野 寛貴
神経薬理学分野 博士課程2年


2023年11月11日から2023年11月15日にかけてアメリカ合衆国ワシントンD.C.で開催されたSociety for Neuroscience 主催のNeuroscience 2023に参加し、ポスター発表を行いました。本学会は、神経科学分野において世界最大規模の国際会議であり、研究発表時には多くの研究者から関心を寄せていただき、非常に有意義な議論を交わすことができました。今回の発表が自信につながり、今後の研究への大きなモチベーションとなりました。
初めての海外学会への参加ということもあり不安が大きかったですが、終わってみればとても楽しく充実した日々を過ごすことができました。このような貴重な機会を与えてくださったマルホ株式会社様に感謝申し上げます。

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横山 玲
神経薬理学分野 博士後期課程3年

 

2023年11月11日から15日にかけてアメリカ合衆国ワシントンD.C.で開催されたSociety for Neuroscience Annual meetingであるNeuroscience 2023に参加し、うつ病治療薬の作用メカニズムについてのポスター発表を行い、海外の研究者と有意義なディスカッションを交わすことができました。また、本学会は神経科学領域における世界最大規模の国際会議であり、最新の神経科学研究に数多く触れることで、世界の研究の潮流を感じることができ、今後研究を進めるモチベーションを高めることができました。
このような貴重な機会を与えてくださったマルホ株式会社に感謝申し上げます。
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竹本 智哉
神経薬理学分野 博士後期課程1年

 

私は2023年11月11日から11月15日にアメリカ合衆国ワシントンD.C.で開催されたSociety for Neuroscience 主催のNeuroscience 2023においてポスター発表を行いました。本学会は神経科学分野における世界最大規模の学会であり、多くの方とディスカッションを交わすことができました。発表の際には、研究成果について新たな視点からコメントをいただき研究をさらに推進するモチベーションとなったほか、共同研究の提案をいただくなど有意義に本会を過ごすことができました。英語での学会発表、ディスカッションは初めてでしたが、想像以上に会話できたことは自身の英語力に対する自信となりました。このような貴重な経験をするにあたり、ご支援いただきましたマルホ株式会社様に感謝申し上げます。
 

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坂井 響
臨床薬効解析学分野 博士課程1年

 

2023年11月、アメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィアで開催された
”American Society of Nephrology Kidney Week 2023 Annual Meeting”に参加し、ポスター発表を行いました。本学会は腎臓病学の分野における世界最大の学会であり、講演や研究発表の聴講を通して、腎臓分野における最先端の研究・技術について学ぶことができました。ポスターセッションにおいては、自身の研究内容について、多くの研究者が興味を持って下さったことが自信につながりましたし、各国の研究者とのディスカッションを通じ、様々な視点から意見や質問をいただくことができました。しかし同時に、自身の英語力不足を痛感し、より活発に議論を行えるよう語学力を磨きたいと強く思いました。今回の海外派遣での経験は、これからの研究活動の良い刺激となるものばかりで、大変有意義でした。このような貴重な経験をするにあたり、ご支援いただきましたマルホ株式会社様に感謝申上げます。

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林 純

臨床薬理学分野 学部6年

 

2022年11月5日~2022年11月7日に米国・シカゴにおいて開催された、AHA (米国心臓協会) Scientific Session 2022に参加しました。「アジア人におけるβ受容体遮断薬の至適用量」についてポスターでの研究発表を行い、研究の更なる発展につながる貴重なフィードバックを得ることができました。また、製薬企業が主催する新薬の講演やポスターセッションを通して、世界における心血管疾患に関する最新の情報を学ぶことができました。本学会での経験から多くの刺激を受け、今後はグローバルに活躍できる人材としてキャリアを築きたいと改めて感じました。

 

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牧口 実咲

臨床薬理学分野 学部6年

 

アメリカのシカゴで開催されたAHA Scientific Session 2022 (開催期間:2022年11月5日~11月7日)で、「Warfarin Dosing Algorithms with the Information on Genotype and Amiodarone for Patients without Extracorporeal Circulation Devices could be Beneficial for Those with Left Ventricular Assist Devices 」の演題でポスター発表を行いました。質疑応答において、アメリカでは、薬剤師がクマリン外来で投与量の調整を行っていることを教えていただき、海外における薬剤師の役割について知見を深めることができ、刺激を受けました。本学会で得た経験を、今後に活かしていきたいと考えています。

 

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北川 航平

神経薬理学分野 博士後期課程1年

 

私は2022年11月12日から11月16日にアメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴで開催されたSociety for Neuroscience 主催のNeuroscience 2022においてポスター発表を行いました。本学会は2万人以上が参加する神経科学分野において世界最大規模の国際会議であり、発表時には様々な分野の多数の海外の研究者と議論を交わすことができました。その中で、自身の研究の優れている点、今後の課題についてより深く理解することができ、今後の大きなモチベーションとなりました。
英語でのコミュニケーションの経験が少なかったことから不安もありましたが、現地ではたくさんの人に優しくしていただき、全日程を楽しく、有意義に過ごすことができました。このような貴重な経験にあたってご支援くださいましたマルホ株式会社様に深く感謝申し上げます。

 

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横山 玲

神経薬理学分野 博士後期課程2年

 

2022年11月12日から16日にかけてアメリカ合衆国カルフォルニア州サンディエゴで開催されたSociety for Neuroscience主催のNeuroscience2022に参加し、新規うつ病治療薬の作用メカニズムについてのポスター発表を行いました。本学会は神経科学領域における世界最大規模の国際会議であり、多くのトップサイエンティスト達と有意義なディスカッションを交わすことができました。その中で、本研究に対する客観的な評価を得ることに加えて、本研究をさらに発展させる必要性を感じ、それに向けた有益な情報を収集することができました。
また、最新の神経科学研究に数多く触れることで、研究領域の更なる可能性を感じ、今後の研究へのモチベーションを高めることができました。
このような貴重な機会を与えてくださったマルホ株式会社に感謝申し上げます。

 

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田中 佑弥

生物有機化学分野 修士2年

 

2022年10月2日から10月5日にアメリカのアリゾナ州フェニックスで開催されたOligonucleotide Therapeutics Society (OTS) に参加し、発表の聴講およびポスター発表を行ないました。ポスターセッションでは海外の多くの研究者と議論を行うことができました。その中で自身の研究に足りないデータや研究全体の方向性に関して貴重なご意見をいただきました。講演の中では核酸医薬がこれまでに辿ってきた歴史やそこを踏まえた最先端の核酸医薬研究に触れることができ、研究へのモチベーションを得ることができました。学会全体を通じて英語で議論を行なう中で、拙い英語でも想像以上に議論できると感じた一方で、まだまだ英語力が足りないと痛感しました。今回の経験を活かし、今後も精進したいと思います。最後にこのような機会を与えてくださったマルホ株式会社に感謝申し上げます。

 

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宮田 康介

生物有機化学分野 博士前期課程2年

 

2022年10月2日から2022年10月5日にアメリカのアリゾナ州で開催された18th Annual Meeting of the Oligonucleotide Therapeutics Society (OTS)に参加し、ポスター発表を行うとともに、国内外の様々な研究者の発表を聴講した。国際学会において発表することは初めての経験であり、自らの研究を英語で説明することの難しさを体感すると共に今後への自信を得ることができた。特に一方的に伝えるだけでなくディスカッションを通じて研究への理解を深めていくことの重要性を学んだ。また他の研究者の発表を聞くことで、自らの研究分野に対する新たな知見を獲得するだけでなく、研究に対する姿勢や壁に直面した際の対処法など、論文を読むだけでは学ぶことのできないことを身につける貴重な機会となった。

 

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三島 啓士朗

生物有機化学分野 博士前期課程2年

 

私は2022年10月にHilton Phoenix Resort at the Peak in Phoenix Arizonaで開催されたOTS国際学会にオンライン参加し、ポスターでの発表を行いました。オンラインでの発表及びチャットベースでの質疑応答でしたが、その中でもこれまでは自分では気づくことのなかった新たな着想を得るとともに、核酸医薬にまつわる最新の研究に触れることで自身の知見をより一層広げることができました。

 

 

秋野 泰希

生物有機化学分野 博士前期課程2年

 

10月2日,3日のオーラルセッションでは核酸医薬に関する最先端の研究内容に触れることができた。10月4日にはHilton Phoenix Resort at the Peak in Phoenix Arizonaにてポスター発表を行い、国際学会での発表経験を積むことができた。ポスターセッションでは、自分の発表日以外の日も他の研究者とのディスカッションを通じて問題への新たな考え方やアイデアを吸収することができた。このような成果を自身の研究の課題解決に活かすだけではなく、研究の方向性をより明確にすることができたため、修士論文へと繋がる充実した成果であったと感じる。また、研究以外のことでは語学への自信を得ることができた。常に英語で発表、ディスカッションしたため、相手に英語で伝える力や相手の言いたいことを聞き取る力が学会参加前と比べて成長したように感じた。

 

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TAUFIQ TAHIA

生物有機化学分野 博士前期課程1年

 

2022年10月02日から10月05日の間にアメリカ、アリゾナ州にて開催された、The 18th Annual meeting of Oligonucleotide Therapeutics Societyにおいて、2価PEG化を利用した核酸医薬の新基盤技術開発に関する研究成果をポスター発表した。私は学会の2日目に、16時半から18:30時までポスター内容の説明にあたり、多くの研究者とディスカッションを交わしました。質問者の中には、PEGの構造及びコンジュゲーションに関心を持っている方や製薬企業の方、また、多くの先生方に研究内容を見ていただき、今後の研究の進め方についてご指摘を受けた。また、発表時間以外も多くの研究者と話し合いすることができ、連絡先を交換することもできました。さらに、分野の有名な研究者たちがご講演され、その発表を聞きに行くことで、核酸研究の最新の情報や研究方法などについて知見を得ることができ、研究者としての刺激を受けた。

 

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石田 健太
核酸医薬設計学分野 博士後期課程2年

2022年10月2日から10月5日にアメリカで行われた18th Annual Meeting of the oligonucleotide Therapeutics Society (OTS) に参加し、ポスター発表を行った。OTSは私の研究テーマである核酸医薬開発に関する最も大きな国際学会である。本学会を通して核酸医薬に関する最新の知見を得ることができた。自身のポスター発表では、核酸医薬に精通する海外の様々な研究者と議論することができた。また自身の成果が認められポスター賞を受賞することができた。このような貴重な機会を与えてくださったマルホ株式会社様に感謝申し上げます。

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山本 彩葉

臨床薬効解析学分野 博士後期課程3年

 

2022年11月、アメリカ合衆国フロリダ州オーランドで開催された”American Society of Nephrology Kidney Week 2022 Annual Meeting”に参加し、ポスター発表を行いました。本学会は腎臓学の分野において世界最大の学会であり、ポスター発表や講演の聴講を通して最先端の研究に数多く触れることができました。また、ポスターセッションでは、自身の研究に関して様々な視点から質問や意見をいただくことができました。そして何より、英語でのディスカッションを通し、自身の英語力不足を痛感すると同時に、今後はさらに円滑かつ活発に議論を行えるよう語学力を高めたいという気持ちが強くなりました。
今回の海外派遣での経験は、研究および語学学習の両方におけるモチベーション向上につながっており、大変有意義なものとなりました。このような貴重な経験をするにあたり、ご支援いただきましたマルホ株式会社様に感謝申し上げます。

 

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田沼 将人 
神経薬理学分野 博士後期課程4年

2022年05月15日~2022年05月17日にかけてスペイン・シッチェスで開催されたCell Press 主催のThe Biology of Neuropsychiatric Disorders に参加し、ポスター発表を行いました。本学会は研究者に加え、雑誌のエディターも参加しており、研究の方向性について話し込むことができました。また非常に意欲的な学生が多く、より高みを目指すモチベーションになりました。このような貴重な機会を与えてくださったマルホ株式会社に感謝申し上げます。

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和田 祐希

医薬合成化学分野 博士後期課程3年

 

アメリカ合衆国のカリフォルニア大学サンタバーバラ校(UCSB)にて、Bruce H. Lipshutz教授にご指導を頂きました(2022年5月5日~2022年9月4日)。界面活性剤を使用した水中金属触媒反応について学び、水中では比較的不安定な化合物を用いた反応に関する研究を通じて、有機化学の中では異色な反応系について知見を深めました。滞在した研究室には、ジョークの好きな教授ととてもフレンドリーな学生たちのおかげで初日から馴染むことができました。研究に関しても、そのフレンドリーさのおかげで誰とでも相談・議論できる環境だったため、滞りなく進めることができました。このような研究しやすい環境を構築できる研究者になりたいと思います。最後になりましたが、本留学をご支援いただきましたマルホ株式会社様に心より感謝申し上げます。

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仇 稼瑋(QIU JIAWEI)
医薬合成化学分野 博士後期課程3年

私は博士後期課程の学生として最後の一年に、マルホ大学院生等海外派遣の支援を受け、2022年8月28日から9月4日までアメリカの国際学会(ISHC2022)に参加し、最近の研究成果について発表した。特に、専門的な化学知識(例えば、有機化学中の有機金属化学)について、一週間かけて専門語の発音や使い方などを学んだ。最後的に、私は自信を持って他の外国参加者と議論できた。また、これまでの考え方は同じ環境に、段々と固定化してくるように思った。新しい環境や人との出会いなどの刺激を受けて、それを今までの自分の思考と組み合わせることで、アイデアを成就させ、次の研究に取り組むことが有効であると考えました。


小野 良輔

分子生物学分野 博士課程4年

私は、2022年4月8日から2022年4月13日までアメリカのニューオリンズで行われたAACR annual meeting 2022でのポスター発表や他の研究者の発表の聴講を通して、海外の若手研究者や著名な研究者から多くの刺激と今後の研究に役立つ様々な知識を学ぶことができました。特にシンポジウムなど著名な研究者の発表を聴講することで、世界的な癌研究の流行を学ぶことができました。他の研究者のポスター発表では、質問することで論文発表前の情報を共有していただくことができ、最新の知見にふれることができました。特に自身が所属する研究室の専門性から遠く離れた癌免疫に関しての知識を学ぶことができたことは、今後の自身の研究を発展させるにあたり、非常に役立つと確信しております。自身のポスター発表では、journalのeditorなどとディスカッションすることができ、今後の論文投稿に必要な実験について意見を伺うこともできました。このような貴重な経験を積む支援をしてくださったマルホ大学院生等海外派遣事業に深く感謝致します。

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坂橋 優治
毒性学分野 博士後期課程 3年

2022年9月18日~21日にかけてオランダのマーストリヒトにて開催されたICT2022に参加し、「Silver nanoparticles inhibit intercellular fusion in the BeWo syncytialization process」という題で、ポスター発表をおこなった。自分と同じくナノ粒子を研究対象とする先生も多数参加しており、活発な議論を交わすことができたことで、自身の研究を見つめ直すきっかけとなった。またICT2022では、自研究室の検討課題であるマイクロプラスチックに関するセッションを聴講するなど、広く今後の研究活動に生かせる知見を収集することができた。加えて、ここ数年は学会の中止やオンライン開催が多かったことから、直接現地に赴き、海外の研究者と英語で議論する機会はとても貴重であった。今回の海外学会への参加により得た知識と経験を、自身の成長や研究室での後輩指導に還元していきたい。

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物江 祐弥 
細胞生理学分野 博士後期課程1年

2022年5月25日~29日にフランスのリヨンで開催されたInternational Society for Extracellular Vesicles 2022 Annual Meeting に参加し、口頭発表を行いました。発表内の質疑やその後ディスカッションを通して今後やるべき事や研究をさらに発展させるためのヒントが得られただけでなく、自身の研究が世界でも見劣りしない高いレベルの研究であることが確認でき自信を持つことができました。この発表について ISEV2022 scholarship award を受賞することができました。しかしながら、ディスカッションの中で英語で自らの研究内容や考えを伝えることの難しさを改めて痛感し、今後さらに語学力の身につけてなければならないと感じました。
また、著名な研究者のシンポジウムも拝聴することができ、世界で今ホットな研究や最先端の技術も学ぶことができました。初の海外学会への参加ということもあり直前までは不安がすごく大きかったですが、終わってみればとても充実した有意義な経験をすることができました。最後になりますが、今回このような機会を与えてくださったマルホ株式会社様および関係者の皆様に感謝申し上げます。

 


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堀野 聡志
薬品製造化学分野 博士後期課程1年

2022年8月にカリフォルニア大学サンタバーバラ校で開催された国際学会「28th International Society of Heterocyclic Chemistry Congress」に参加して自身の研究成果についてポスター発表を行い、各国の参加者と議論した。私にとって初めての海外経験もあったので、渡航前や往路は少し緊張したが、普段から所属研究室の留学生と英語で日常会話やディスカッションをしていたので大きなトラブルもなく全工程を終えることができた。また、学会期間中は、各国の参加者とスムーズに議論することができた。今回の国際学会の経験によって、以前よりも英語で話すことに大きな自信を持つことができた。さらに、2018年にノーベル化学賞を受賞されたFrances Arnold教授をはじめとする各分野の著名な先生方の研究内容や研究姿勢を目の当たりにし、自身の研究内容を振り返り次の展開を考える良い機会となった。今後は私の研究を通して社会に貢献できるよう邁進したい。最後に、ご支援いただきましたマルホ大学院生等海外派遣事業に感謝いたします。

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西尾 幸也
薬品製造化学分野 博士後期課程1年

2022年8月28日~2022年9月2日にカルフォルニア大学サンタバーバラ校で開催されたThe 28th International Society of Heterocyclic Chemistry Congressに参加した。学会3日目にポスター発表を行った。海外の研究者や学生から質問をしていただき、ディスカッションを行う中で私の研究に関して、使用している溶媒への指摘や知見を得た。期間中は多くの招待講演や一般口頭発表が並行して行われ、全てを聴くことはできなかったが、先進的な研究について学ぶことができ、視野を広げることができた。また、期間中は常に英語でのコミュニケーションが求められ、英会話力は養われた。同時に自身の英語力の低さも実感し、英語でのディスカッションの重要性を強く感じた。
最後になりますが、ご支援してくださったマルホ大学院生等海外派遣事業に感謝致します。

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松村 憲佑

神経薬理学分野 博士課程医療薬学専攻(4年制課程)4年

2019年10月19日から10月23日の間にアメリカのシカゴで開催されたSociety for Neuroscience (SfN) 主催の学会Neuroscience 2019においてポスター発表を行い、海外の研究者とディスカッションを交わしました。ポスターへの関心の高さから、POGZという遺伝子のde novo変異に着目し、マウスやヒトiPS細胞を駆使して行ったASD研究の独創性への自信に繋がりました。一方で多くの研究者から、今後この研究をどのようにASDの治療に繋げるのかを質問され、まだまだ本研究を発展させる必要性を感じました。
また、様々な神経科学領域の最新の動向を見ましたが、特にヒトiPS細胞を3次元培養することで脳に類似した構造体を作製するOrganoidという技術の発展および普及を感じました。最先端の研究を行うためには、如何に迅速に最新技術を取り入れなくてはならないかということを痛感しました。
今回の学会から、グローバルに研究を展開する楽しさを知るとともに、神経科学領域の研究の競争の激しさを肌で感じることができ、今後研究を進めるモチベーションを高めることができました。

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楊 立立
毒性学分野 D1

2019年10月26日~30日にアメリカのボストンで開催されたAACR-NCI-EORTC International Conference on Molecular Targets and Cancer Therapeutics 2019に参加し、4時間のポスター発表を行ってきた。ポスター発表においては、多くの研究者と意見を交換することで、私の今後の研究の進め方についてご指摘を受けた。自身の研究に対する貴重な意見を頂けただけでなく、乳がんに関連する研究の講演、特に乳がんに対する創薬、耐性化の治療法、転移性に関するが行われた講演を聴くことで、最新の情報を得ると伴に、今後の同分野の展望に関する知見を得ることができた。さらに、ポスター発表を通じて、英語による議論を重ね、自身の英語力不足を痛感し、英語力の向上の必要性を再認識した。今回の経験を今後の研究に最大限活かすことができるよう、帰国後も精進したいと思う。
末筆になりましたが、このような機会を与えてくださったマルホ大学院生等海外派遣事業様と周囲の方々に感謝申し上げます。
 

 

 

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林 穎
毒性学分野 博士後期課程2年

アメリカ、ボストンにて開催された、AACR-NCI-NORTC international conference on Molecular Targets and Cancer Therapeuticsにおいて、EGFR-TKI耐性肺がんにおけるPGRMC1の機能解明に関する研究成果をポスター発表した。私は学会の3日目に、12時半から16時までポスター内容の説明にあたり、質問者との有意義なディスカッション時間を過ごすことができた。質問者の中には、新規標的分子に関心を持っている方や製薬企業の方、また、自身の研究内容でもあるフェロトーシスに興味をもつ方など、多くの先生方に研究内容を見ていただき、ご指導ご助言をいただいたことで、私の研究の意義深さについて再認識するとともに、研究に対するモチベーションがより一層向上した。また、多くの研究者と連絡先を交換することができ、世界の研究者との繋がりを広められたことも今回の海外派遣で得られた成果である。さらに、当該学会には、各国有名ながん研究者がご講演され、その発表を聞きに行くことで、がん研究における最新の研究手法や、最近注目を集める治療方法に関して、最新の知見を得ることができ、大変有意義だった。
 

 

 

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田沼 将人
神経薬理学分野 博士後期課程1年

2019年10月19日~2019年10月23日にかけてアメリカ合衆国オハイオ州シカゴで開催されたSociety for Neuroscience 主催のNeuroscience2019に参加し、ポスター発表を行いました。本学会は神経科学に関する世界最大規模の国際会議で、発表が最終日の最後のセッションでしたが、多くの研究者と話し込むことができました。非常に意欲的な学生が多く、より高みを目指すモチベーションになりました。
 このような貴重な機会を与えてくださったマルホ株式会社に感謝申し上げます。
 

 

 

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新谷 勇介
神経薬理学分野 博士後期課程1年

私はカリフォルニア大学ロサンゼルス校で行われた第6回 PACAP/VIP シンポジウムに参加し、ポスター発表を行いました。海外の研究者とのディスカッションでは自らの研究内容を説明し、同時に、不足している点(たとえば阻害薬を用いた薬理学実験など)についてこれまで得られなかった貴重なアイデアをいただくことができました。また口頭・ポスター発表を聴講し、積極的に質問を行うことで、海外の研究者が具体的にどのように考え、どう研究を進めているのかを知ることができました。学会の空き時間にはカリフォルニア大学ロサンゼルス校のキャンパスを見学し、研究者としての刺激を受け、充実した海外派遣にすることができました。
 

 

 

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吉岡 祥平
生物有機化学(旧分子合成化学)分野 博士後期課程1年

私はドイツのハイデルベルグで開催された”OMCOS20″という有機金属化学分野の大変レベルの高い学会でポスター発表をいたしました。本学会で、私は様々な先生方や学生と話す機会に恵まれ、ポスター発表で30分も話し込み、その後、飲み会に行ってさらに親交を深めることができました。また、著名な先生の素晴らしい研究を聞き、「自分もこのような発見をしたい」と研究意欲が高まりました。
最後になりましたが、このような素晴らしい機会を与えていただいたマルホ株式会社様に感謝申し上げます。
 

 

 

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秋山 敏毅
生物有機化学(旧分子合成化学)分野 博士後期課程3年

今回私は、2019年7月21日〜25日にドイツのハイデルベルグで開催された「20th IUPAC International Symposium on Organometallic Chemistry Directed (OMCOS20)」にてポスター発表しました。
本国際会議は、有機金属化学化学に関する世界最大規模の国際会議であり、有機金属触媒反応等、多岐にわたる世界最先端の研究発表が行われました。世界中の著名な研究者も多数講演されており、今後の自身の研究への大きなヒントになり、とても有意義な講演を聴講することができました。ポスター発表では、受動的になりがちな国内学会とは異なり、自ら積極的に観覧者にアピールすることで有益な意見交換をすることができました。また、英語で伝えることの難しさを痛感したのと同時に、世界中の同世代の研究者のレベルの高さを感じ、今後より精力的に研究活動に取り組もうとモチベーションアップにもなりました。このような貴重な経験をするにあたり支援くださいましたマルホ株式会社様に感謝申し上げます。
 

 

 

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出口 清香
分子生物学分野 博士前期課程1年

2019年7月、アメリカのオレゴン州で開催された”12th International ISSX Meeting”に参加し、ポスター発表を行いました。自身の研究内容に関する客観的な意見や指摘を得ることができ、有意義な時間を過ごすことができました。また、本学会で海外の研究者と英語でディスカッションしたことは貴重な経験となりました。さらに、様々な分野に関する発表を聞くことで、世界の最前線の研究を学び、大きな刺激を受けました。このような貴重な機会を与えてくださったマルホ大学院生等海外派遣事業様に感謝いたします。
 

 

 

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小垣 孝弘
細胞生理学分野 博士課程後期2年

2019年06月01日~2019年06月08日にかけてアメリカのアトランタで開催された American Society for Mass Spectrometry 学会 (ASMS) においてポスター発表を行った。自身のポスター発表の際には各国の核酸分野の先生から質問をしていただき、違う分野の先生からも意見を頂くことができた。その中で、自身の研究に生かすことのできる新しいヒントを多く得ることができた。核酸分野で著名な研究者の口頭発表を聞き、世界の核酸の最先端の研究は論文化されていないだけで研究はさらに進んでおり、知らなかった多くのことを学ぶことができた。また、同じ分野でも様々な観点から多くの研究がなされていること、そしてさまざまなアイデアで難しい課題を乗り越えることが可能であることを実感した。交流の場ではノーベル化学賞を授与された John B. Fenn さんの研究室で実際に研究を行ってらっしゃった研究者の方とお話をする貴重な機会も得ることができた。得られたものは多くある一方で、英語で研究を上手く伝えることに苦戦をしてしまい、英語能力の必要性を改めて感じた。このような機会をくださった今回の派遣に深く感謝いたします。
 

 

 

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上田 賢吾
高分子化学分野 博士前期課程2年

ASM Microbe 2019でポスター発表を行い、他分野の研究者から質問や意見をいただいた。自分とは違った観点を持つ研究者とのディスカッションによって、これまでに焦点を当てていなかった部分にも着目するきっかけとなり、新しいヒントを得ることができた。また興味を持って頂いた研究者と連絡先を交換することができ、人脈を広げることもできた。自分の発表時間以外は、様々な研究者の口頭・ポスター発表を見聞し、”微生物”という大きな括りの中でのホットな研究を感じることができ、現在どのような研究が最先端で流行っているのかを感じることができたのは非常に良い経験であった。また本学会では発表やディスカッションを英語で行ったが、相手方の発言の意味を正確に汲み取り、しっかりと真意が伝わるように返すことに難しさを感じる場面が多く、国際学会などで海外の研究者とより深くディスカッションし、世界で活躍できる研究者になるためには英語能力の向上が不可欠であることを痛感した。このような経験はなかなか国内ではできず、今回の海外派遣は非常に貴重な経験であった。今回の経験を今後の研究や勉強に生かせるよう、精進していきたい。
 

 

 

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川嶋 裕介
情報・計量薬学分野 博士後期課程3年

9月29日から10月5日開催のThe 2019 APATCC Conferenceで自身の研究のポスター発表を行ってきました。海外での発表は緊張しましたが、皆さんが研究内容について興味をもって頂き、有意義なディスカッションを行うことができました。英語での発表もはじめ緊張しましたが、慣れてくると普通にやり取りできる様になりました。対象となる受容体が有名な受容体で、自身が使っている手法とは異なる手法で研究されている方も聞きに来られて、それらについての結果も教えていただくことができたので情報収集の点においても大変有意義でした。海外の学生とも交流することができ、楽しい時間が過ごせました。今後も海外で積極的に発表していきたいと考えています。
 

 

 

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沈 靖凱
毒性学分野 博士後期課程1年

2019年7月15~18日にハワイのホノルルで開催された第15回国際毒性学会(ICTXV)に参加した。ポスター発表においては海外の研究者から質問をしていただき、ディスカッションを行い、自身の研究に対する有益な知見を得ることができた。また、多くの研究者と意見を交換することで、私の今後の研究の進め方についてご指摘を受けた。さらに、他の研究者のポスターと口頭発表から、現在この分野の最も先進的な研究テーマについて学ぶことで、自身の知見を広げることができた。また、海外の研究者と英語でコミュニケーションする中で、英語力の重要性と自身の欠点を認識できた。これらの経験は私にとって大変有意義であった。
 

 

 

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木村 康人
伝統医薬解析学分野 学部6年

2019年9月6、7日、ドイツのハンミュンデンにおいて行われた漢方の国際学会、the 5th International Symposium for Japanese Kampo Medicineに参加した。初日はワークショップが開かれ、海外の研究者の講演及び、腹診などの診察を実際に見学することができた。漢方は日本の伝統医学であるため海外での診断を見学する機会は多くないため、日本の技術や知恵が海外に伝えられ、実践されていることを初めて確かなものとして理解することができた。7日は口頭、ポスターの学会発表があり、私は日本の伝統医学である漢方医学、その中でも生薬をそのまま用いる湯液治療の現状や必要性等についてポスター発表を行った。漢方医療を含めた世界での治療状況および研究状況、および医療における東洋医学のニーズに関する情報収集を行うことができた。また、学会にて欧米のみならず様々な国の研究者と交流することができ、今後薬剤師等としてコミュニケーションをとっていく上での貴重な経験を得た。
 

 

 

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髙橋 侑里
医療薬学分野 5年

2019年2月上旬にアリゾナ大学に赴き、臨床薬学教育プログラムの一端を体験しました。アリゾナ大学は、全米でも有数の優れた臨床薬学教育を行っている大学で、卒業後「即戦力」となる人材の教育に力を入れており、臨床実習が数多く存在します。また、大学で講義を行う教員の中にも、病院薬剤師と両立している方も多く、実際の臨床現場の声を聞くことができる機会が多数あることが分かりました。
今回は、小児科や救急医療、精神科などの専門薬剤師から講義をしていただく機会があり、専門薬剤師として、医師から処方薬の相談を受けるなど医師と対等に医療に携わっていることを学びました。また、アリゾナ大学付属病院やコミュニティファーマシー(日本における調剤薬局)などの見学も経て、薬剤師と同数、もしくはそれ以上の数のテクニシャンと呼ばれる人々が調剤に携わっていることを目の当たりにし、日本との違いを体感することができました。
 

 

 

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竹村 美穂
医療薬学分野 B5

私は、2019年2月2日~8日に米国アリゾナ州ツーソンのアリゾナ大学を訪問した。現地で実際に最新の教育プログラムや研究者とのミーティングに参加したことで、日米の薬学教育の違いを体感した。また、アリゾナ大学附属病院薬剤部や市中薬局を見学し、米国における病院・薬局での薬物治療に対する薬剤師の関わりを視察した。
今回の研修で最も印象的だったのは、米学生の将来に対する意識の高さである。アリゾナ大学薬学生とディスカッションした際に、米国では薬剤師になるのは狭き門であり、入学直後から将来を考えるため、学生のうちから将来のための活動を積極的に行っている、という話があった。例えば、臨床的実践力を早期から身につけるために、長期休暇の期間を利用して薬学生がバイタルサイン測定やワクチン接種を実施していることを知り、同世代なのに日学生と米学生の間でもう既に差が生まれているという事実にショックを受けた。日本では学生主体の臨床志向型活動は数少ないのが現状であるが、今後はこのような取り組みをもっと積極的に行っていくべきだと感じた。今回の研修で学んだことを活かし、将来に向けて学生のうちから様々なことにチャレンジしていきたい。
 

 

 

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大野 祥平
分子合成化学分野 博士後期課程2年

2019年3月30日から4月6日まで、アメリカ合衆国フロリダ州オーランドのオレンジガウンティコンベンションセンターにて開催された、257th ACS National Meeting & Expositionに参加し、ポスター発表を行った。私の研究は、炭素ー酸素結合切断反応を応用した研究であり、有機合成化学の界隈で現在流行している内容であったため、私の発表に世界中の有機金属学者たちが来訪した。その数多くの研究者とディスカッションすることで、自身の研究に対して、他の研究者はどの部分を興味深いと考えるのか、どの部分を深く知りたいと思うのか、などを知ることができ、今後の研究の方向性を考える上で非常に参考になった。また、海外の著名な先生方の講演を聞くことで、最先端の研究に関する知識を深めることができ、有意義な時間を過ごすことができた。このような素晴らしい機会を与えていただいたマルホ株式会社様に感謝いたします。
 

 

 

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清水 瑠加
医療薬学分野 5年

私は米国と日本での薬剤師の国際比較を行う目的で、アリゾナ大学での研修に参加しました。現地で実際に大学教授に講義をしていただき、アリゾナ大学では特に臨床教育を重視していること、本国との教育カリキュラムの相違を学びました。アリゾナ大学の薬学部では1年次から実習があり、知識習得と実践の反復ができるようなカリキュラムが特徴的でした。米国の薬剤師の地位が高い一因として、このような即戦力となる人材育成が考えられます。
また、実際に米国薬学部の授業を聴講し、レベルの高い内容や学生の意欲の高さを感じました。さらに一部の学生はIPSFという国際組織に参加しており、海外研修などの活動を行っているとのことでした。私もIPSFの会議に参加し、活動内容を聞かせていただきましたが、積極的に知識を深め、国際的に学ぼうとする姿勢は、見習うべきと感じました。
 

 

 

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森 七海
情報・計量薬学分野 6年

2018年11月5日〜2018年11月6日にアメリカのカリフォルニア州バーリンゲームで開催された”19th International Conference on Medical Chemistry & Multi Targeted Drug Delivery and International Conference on Catalysis and Pyrolysis 2018 (ICCP-2018)”に参加し、ポスター発表を行った。学会では、自身の研究に関する多くの知見を得ることができたと同時に、自身の英語力不足を痛感し、英語力の向上の必要性を再認識した。今回の経験を今後の研究に最大限活かすことができるよう、帰国後も精進したいと思う。末筆になりましたが、このような機会を与えてくださったマルホ大学院生等海外派遣事業様と周囲の方々に感謝申し上げます。
 

 

 

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松本 浩太朗
臨床薬効解析学分野 博士後期課程3年

2018年11月、American Heart Association Scientific Sessions 2018(シカゴ)にて口頭発表を行った。国際学会という大きな場での発表を通して、自らの研究に対する客観的な意見や貴重なアドバイスを得ることができ、非常に有意義な時間を過ごすことができた。学会では様々な発表や著名な研究者による講演が行われており、見聞を広める良い機会となった。さらに学会を通して知り合った研究者との繋がりは、今後の研究生活における大きなアドバンテージとなった。
 

 

 

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笹野 真希
薬学研究科 先進臨床薬理PJ 博士後期課程3年

2018年11月12日、アメリカ シカゴで開催されたThe American Heart Association’s Scientific Sessions でのポスター発表を行った。ポスターの前に立ち、海外の方からポスター内容の説明を求められ、質問などを受けた。会場がとにかく大きいことに圧倒され、様々な国から研究者が参加しており、興味を持たれる視点が異なることから研究内容を自分が理解するだけでなく簡潔に分かりやすく海外の方を相手に「伝える」ことの難しさを痛感した。中にはポスターをみて「interesting」とほめていただき、自分の研究内容に自信をもつことができ、研究に対するモチベーションが向上した。しかし、英語で受け答えをするため、1度の質問で理解することができず、何度か聞き返すシーンがあり、英語能力の重要性を再認識した。自分の発表時間以外では、オーラルセッションとポスターセッションの発表を見聞した。オーラルセッションでは多くの女性研究者が発表や座長をされていたことに驚き、いい刺激を受けた。日本では女性軽視が問題となっているが海外では国際社会に貢献するような研究を行えば男性も女性も平等であると感じた。
 

 

 

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加藤 結女
情報・計量薬学分野 博士前期課程2年

2018/10/4~6にThe Mission Bay Conference Center(San Francisco, CA, USA)にて開催された2nd Epigenetics and Bioengineering Conference (EpiBio 2018)に参加し、2時間のポスター発表を行った。エピジェネティクスに関連する研究の講演、特に計量的、数理的取り扱いが行われた講演を聴くことで、最新の情報を得ると伴に、今後の同分野の展望に関する知見を得ることができた。また、他の研究者と英語により意見交流をすることで、英語による科学的討論・議論の実績を積むことができた。同時に、自分の研究目的の再認識や今後の研究方針を検討することができた。
 

 

 

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鳥羽 由希子
分子生物学分野 博士前期課程2年

今回参加したISSCRでのポスター発表を通して、海外の研究者から多くの意見を頂くことができた。これまで私が持っていた視点とは異なる角度からの意見もあったため、今後の研究に役立てる所存である。また、著名な研究者の講演を聞き、文献に掲載されていた内容の進捗状況や今後の展望など有意義な情報を得ることができた。さらに、自身の研究に関連するポスターの演題では、積極的に質問し、意見交換や情報収集を行った。このような貴重な経験を積む支援をしてくださったマルホ大学院生等海外派遣事業に深く感謝致します。
 

 

 

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松本 朋子
医療薬学 博士課程3年

2018年9月1日~6日までグラスゴーで開催された78th FIP World Congress of Pharmacy and Pharmaceutical Scienceにてポスター発表を行った。FIPの参加は3回目、ポスター発表は2回目ということもあり、各国の知り合いの薬剤師、大阪大学ともゆかりのあるMichael Kaiz教授とも話をする機会を持てた。
セッションの参加では、今後の薬剤師教育や薬剤師の職域に関して、全世界が薬剤師という職業の上では一律に同じで協力して助け合っていることも目の当たりにした。
ポスター発表では、日本よりも進んでいる国(アメリカ、UK、カナダ、オーストラリアなど)からの意見や、それ以外の進んでいない国の薬剤師からはそれぞれの国の課題や質問などを受け、国内だけでは気づかない視点などを知ることが出来た。
またグラスゴーとロンドンでは薬局の視察も行った。保険制度も似ており、計数調剤も同じであるため、非常に効率的で学べて導入出来る事もあると思う。またDr.Harrisというロンドン最古の薬局でも、今でも調剤を行っていた。他国では大抵スキンケア商品などの販売のみになっているのに比べて、薬局の機能を保っていることは素晴らしいと感じた。
これからも他国の薬剤師と引き続き積極的に交流を持ち、国際的な感覚を持っていたいと思う。
 

 

 

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秋山 敏毅
分子合成化学 博士後期課程2年

今回私は、2018年7月15日〜20日にイタリアのフィレンツェで開催された28th International Conference on Organometallic Chemistry (ICOMC)にてポスター発表しました。本国際会議は、有機金属化学化学に関する世界最大規模の国際会議であり、有機金属触媒反応等の多岐にわたる世界最先端の研究発表が行われました。世界中の著名な研究者も多数講演されており、今後の自身の研究への大きなヒントになり、とても有意義な講演を聴講することができました。ポスター発表では、受動的になりがちな国内学会とは異なり、自ら積極的に観覧者にアピールすることで有益な意見交換をすることができました。また、英語で伝えることの難しさを痛感したのと同時に、世界中の同世代の研究者のレベルの高さを感じ、今後より精力的に研究活動に取り組もうとモチベーションアップにもなりました。このような貴重な経験をするにあたり支援くださいましたマルホ株式会社様に感謝申し上げます。
 

 

 

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山下 智起
分子生物学分野 博士前期課程1年

私は2018年6月18日から6月25日の間、オーストラリアのメルボルンで開催されたINTERNATIONAL SOCIETY FOR STEM CELL RESEARCH, 2018 Annual Meetingに参加し、ヒトiPS細胞由来肝細胞の大量作製および成熟化に関するポスター発表、および関連分野の情報収集を行いました。ポスター発表では海外の研究者の方とのディスカッションを通じて、研究に関わる意見交換を行い、各国の研究環境や研究に対する姿勢を伺うことができました。また本学会では、世界の幹細胞研究をリードする研究者の方々が多数発表を行なっており、その数々を聴くことは私にとって大きな刺激となりました。最後になりましたが、この度はこのような素晴らしいご支援をいただけたこと、深く感謝いたします。
 

 

 

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根来 亮介
分子生物学分野 博士課程4年

2018年6月20日から2018年6月23日まで開催されたISSCR2018年会に参加した。申請者が発表した学会は、幹細胞の分野において権威のある学会であるため、申請者の研究を世界にアピールすることができた。また、同分野だけに限らず、オルガノイドやゲノム編集に関する発表がたくさんあり、種々の分野の最前線の研究を学ぶことができ、今後の自身の研究の発展につながるであろう貴重な知見を得た。
 

 

 

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吉岡 祥平
分子合成化学分野 博士前期課程2年

私は、イタリアのフィレンツェで開催された「28th International Conference on Organometallic Chemistry」に参加し、ポスター発表を行いました。本学会で、様々な研究室の学生や先生方と知り合いとなることができ、何ものにも代えられない絆を得ることができました。さらには、自身の研究成果について英語で討論することで世界中の方にしてもらういい機会になりました。著名な先生方の発表を聞くことで、いくつかのアイディアも思いつくことができ、大変有意義な学会となりました。
学会では生越先生や伊丹先生の研究室の学生の方々とお知り合いになりました。その時の写真を掲載しています。
このような機会を与えていただけたことに感謝いたします。
 

 

 

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元山 直人
大学院薬学研究科/ 創成薬学専攻/ 情報・計量薬学分野 修士2年

2017年12月6日から2017年12月8日にかけてアメリカ合衆国テキサス州ダラスにて行われた18th international Conference on Medical Chemistry & CADDにおいて、研究ポスター発表を行った。本学会では、自身の研究に関する多くの知見を得ることができただけでなく、Poster PresentationにおいてBest Poster Awardを受賞することができた。
 

 

 

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小垣 考弘
細胞生理学分野 博士前期課程 2年

2017年12月1日から12月8日にかけてアメリカのフィラデルフィアで開催されたASCB EMBO 2017 meetingにおいてポスター発表を行った。自身のポスター発表の際に海外の他分野の先生から質問をしていただき、全く違う観点からの新しいヒントを得ることができた。また、多くの著名な研究者の発表を聞き、いままで存在していたら使いたいと思っていたような手法が現実のものになりつつあることを知り、今の細胞生物学でホットな研究分野の話を聞くことできた。その上、いままで知らなかった研究分野が想像よりはるかにあること、またアイデアで難しい課題を乗り越える実行力が重要であると実感した。また、会場ではいろいろな国の研究者と交流ができ、普段の研究スタイル等を聞くことができ、さまざまな価値観が存在することを改めて感じた。


田中 翔大
臨床薬効解析学分野 博士後期課程2年

2017年11月、アメリカのアナハイムで行われた国際学会 “American Heart Association Scientific Session 2017” において、ポスターセッションの発表を行ってきました。1時間半ほどポスターの前に立っておりましたが、その間に多くの方が質問をして下さり、とても意義深いディスカッションを行うことができました。自分の研究内容に対して多くの質問を頂いたことで、現在行っている研究は、海外の研究者の方々の興味を引くことができる内容であるという自信がついたとともに、これから検討すべき課題を見出すことができました。しかし一方で、英語で十分に質問の受け答えができたとは言えず、自らの英語の能力の不足を痛感しました。今後、国際的に活躍することができる研究者になることを目指して、研究および英語能力の向上に励みたいと思います。
 

 

 

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芳賀 優弥
毒性学分野 博士前期課程2年

私は、10月7日~10日にアメリカ・ハリウッドで開催された、AACRが主催する乳がん学会に参加し、自らの研究を発表すると同時に、最新の知見に関して、情報収集を行った。ポスター発表においては、多くの研究者に足を止めて頂き、これからの研究に繋がる意見を多数頂いた。自身の研究に対する貴重な意見を頂けただけでなく、各国の著名な研究者の講演から、現在の研究の潮流を学ぶことができた。さらに、レセプションやポスター発表を通じて、英語による議論を重ね、自信をつけることができたと同時に、自らの英語力向上の必要性を再認識させられる機会が多くあった。しかし、多くの研究者と連絡先を交換させて頂き、日本のみならず、世界の研究者との交流を図れたことも今回の海外派遣で得られた成果である。これらの貴重な経験を、今後の研究に最大限生かしていけるよう、精進していきたい。
 

 

 

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