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懐徳堂創立300周年記念事業基金

学部・研究科等

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懐徳堂創立300周年記念事業基金について

 

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令和6年(2024)、懐徳堂は創立300周年を迎えました。享保9年(1724)、大阪に開学された懐徳堂は、その後、140年以上にわたって、大阪文化の形成に大きな役割を果たしてきました。一時は、江戸の昌平坂学問所と並ぶ隆盛を誇ったと伝えられています。

明治2年(1869)に閉校となりましたが、明治維新以来の西洋化による繁栄の陰で、頼るべき精神的な支柱を見失っているのではないかとの危機感から、政財言論界の支援のもとに新学舎「重建懐徳堂」が建設され、専任の教授や学外の講師による講義と講演を市民に開放し、大阪の文科大学、市民大学としての務めを果たしました。

 

しかし、この重建懐徳堂は、昭和20年(1945)の大阪大空襲によって焼失し、活動の継続も危ぶまれる事態となります。この歴史を継承したのが、大阪大学です。昭和23年(1948)、大阪大学に文科系学部が設立されたのを機に、焼失を免れた重建懐徳堂の蔵書約36,000点を「懐徳堂文庫」として譲り受けました。以来文学部は、懐徳堂を精神的源流として、その自由な学問の伝統を継承し、懐徳堂記念会と共催で市民講座を運営するなど、市民の学問・文化の振興に尽力してまいりました。

 

平成11年(1999)に、大阪大学文学研究科の附属施設として「懐徳堂センター」(平成21年(2009) より懐徳堂研究センター)を開設して資料の電子情報化に着手、懐徳堂記念会70周年には、貴重資料データベースが公開されました。

 

わたくしたちは、懐徳堂創立300周年を記念するにあたって、先人たちが築き上げてこられた努力を伝統として正しく受け継ぎ、現在と将来の教育と研究の上に、これまでの事業の継続と発展を意識し、学内外の諸機関との連携のもと、これら電子化事業を拡充するとともに、関連資料の収集・保存・修復・調査・研究・公開、各種講座の充実などにつとめてまいります。

何卒、本事業の趣旨にご賛同いただき、ご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。

基金の活用プラン

1.懐徳堂の創立300周年記念事業等の支援

   懐徳堂を顕彰する創立300周年記念事業等の実施及び、宣伝周知を行う。

2.懐徳堂関係資料等の維持管理に関する事業の支援

   懐徳堂関係資料等の資料保全・修復事業等を行う。

ご寄付の単位

・1口5,000円。(左記金額に関わりなく、一口未満のご寄付も有難く拝受いたします。)

 ※趣旨をご理解いただき、複数口で協力いただければ幸いです。

ご寄付の方法

本ウェブサイトから、クレジットカード、銀行振込等でご寄付いただけます。

大阪大学では、「大阪大学未来基金」を設立し、学内の募金活動の取りまとめを行っております。

 

なお「懐徳堂創立300周年記念事業基金」は大阪大学未来基金の中の一事業として位置づけられていますので、本事業にご寄付いただく場合には、「大阪大学未来基金」の寄付目的を「学部・研究科等」、支援先を「懐徳堂創立300周年記念事業基金」と指定していただくようお願いいたします。

 

(「大阪大学21世紀懐徳堂支援事業」は別の事業になりますので、お間違えの無いようご注意願います)

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