大阪大学出版会は、主として出版活動を通じて大阪大学の教育・研究活動を支援するために、大阪大学創立60周年記念事業の一環として1993年に発足しました。アサヒビール株式会社からの寄付を基金としての設立は、「適塾」「懐徳堂」を源流とする大阪大学（前身の大阪帝国大学）が、大阪府庁・府民、財界、教育界等地元大阪の援助と強い熱意によって創立された経緯を彷彿させるユニークなものです。これまでに、大阪大学の研究・教育・社会貢献という三つの機能に対して出版を通じて参画するため、大阪大学の理解と協力を得ながら、学術図書、教育用図書、学術教養図書等の刊行頒布を行っています。

大阪大学において研究に従事する若手教員の優れた研究成果を学術図書として出版することを大阪大学とともに支援し、研究活動の推進と研究成果の普及に資することを目的として、本事業を立ち上げました。

本事業を通して、若手研究者による意欲的で多様な研究成果の出版を推進し、大阪大学における研究活動の振興、研究者の育成、新たな知の創造に寄与してまいります。

何卒、本事業の趣旨にご賛同いただき、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
（大阪大学出版会サイト）

ご寄付につきましては、2013年度より大阪大学と大阪大学出版会が実施する「教員出版支援制度（若手部門）」にて活用させて頂きます。
 

［大阪大学教員出版支援制度（若手部門）］

（支援の内容）

・出版制作に要する経費の一部を支援する。

・大阪大学出版会からの刊行し、研究成果の公開を支援する。

（支援の対象）

・応募時に大阪大学に所属する専任及び特任の若手教員（大学及び研究機関等における研究経歴の年数を基準とし、概ね 20 年以下とする）の論文等をもとにした出版企画で、部局での選考を経たもの。

（審査・選考）

・出版会へ応募する出版企画の審査・選考は、著者である教員の所属する部局が行う。

・部局を通じて応募された出版企画は、大阪大学の教員によって組織される大阪大学出版会出版委員会において最終選考を行う。

　本ウェブサイトから、クレジットカード・銀行振込等でご寄付いただけます。
「学術出版助成事業」は「大阪大学未来基金」のプロジェクトのひとつです。
本事業にご寄付いただく場合は、寄付目的を「学術出版助成事業」をご指定いただくよう、 よろしくお願いいたします。