本事業は、2022年3月31日をもちまして無事終了いたしました。

　卒業生をはじめ、多くのみなさまからたくさんのご支援を賜りました。最終的には807名の方から計59,651,204円ものご寄付を頂戴いたしました。みなさまのご厚情に対しまして、ここに改めて深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

　お寄せいただいたご寄付につきましては、キャンパス内の設備充実をはじめ、移転後１年が経って種々検証したところ判明した、要改善箇所の整備等に活用いたします。今後も、学生のみならず、教職員、また、地域のみなさまをはじめとして、箕面キャンパスを訪れる全ての方々が気持ちよく過ごせるように、気を配ってまいります。

　前身の大阪外国語学校は、「大阪から国際人を育てる」という崇高な目的のために、林蝶子氏が投じて下さった多額のご寄付により創設されました。「言葉を究めて世界へはばたく」というキャッチフレーズのもと、世界の言語を基底としつつ地域研究を深く学んだ真の国際人となる人材を育てていく使命は、100年を超えてももちろん変わりません。この使命を果たすべく、教職員一同、より一層尽力してまいります。OUGC（Osaka University Global Campus）の名に恥じないよう、国際交流と文化交差の拠点として全ての方々から愛される箕面キャンパスを目指し、教育・研究を更に発展させていく所存です。

　これからも、どうか末永くお力添えをいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

　本事業に対してのたくさんの温かいご支援とご協力を、本当にありがとうございました。
 

大阪大学外国語学部長　　竹村 景子

「大阪外国語大学記念ホール」が外国学研究講義棟に完成しました。
今後「新たな知を共創する場」として国際シンポジウムや市民フォーラムなどに活用していきます。


外国学研究講義棟


大阪外国語大学記念ホール