三原 悠佑 法学部4年
令和4年度の学部学生による自主研究奨励事業によりご支援いただきました、法学部4年の三原悠祐と申します。
本事業においては、理論的に非常に複雑な問題をはらむ「男性の生きづらさ」について、倫理学の理論の一つである「ケアの倫理」を応用することで論じるという研究を行いました。
ケアの倫理は、近年かなり注目度が高まってきている一方で、重要な文献の多くが絶版であり、私費での入手が難しい状況にあります。人文学における研究の要とも言える文献を入手するにあたって、本事業により多大なるご支援をいただきました。
初めての研究活動でしたが、アドバイザーの先生のご尽力と、本事業からのご支援があったからこそ、約半年ものあいだ、楽しく充実した研究活動に臨めました。今後も研究活動に邁進したいと考えておりますが、そのように思えたのもこの度この素晴らしい機会をいただけたからこそです。本当にありがとうございました。