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特定基金詳細

SPECIFIC SUPPORT FUND

伴野南アジア教育研究事業

冠プロジェクト ※こちらについては、一般の方からの寄付金を受け付けておりません。

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伴野南アジア教育研究事業について

旧大阪外国語大学インド語学科を昭和34年に卒業された伴野富男氏が、南アジアとの学生交流の発展を目的として、大阪大学未来基金を通じて大阪大学言語文化研究科に私財を寄贈されました。
このご寄付をもとに、平成25年に「伴野南アジア教育研究事業」が設立されました。現在、南アジアの大学への学生の留学および南アジアの大学からの短期留学生の受け入れのための奨学金事業を行っております。

学生による留学体験記

私がインドで学んだこと
高倉 彩夏

私は2018年1月から7月までインドのジャワーハルラール・ネルー大学で聴講生としてヒンディー語とウルドゥー語の授業を受講していました。初めはウルドゥー語も英語もはっきりと聞き取れず苦労しましたが、現地で生活していくうちに徐々に皆が何を言っているのかがわかるようになり、自分の言いたいことも相手に伝えられるようになりました。授業以外では、ヨガ教室に通ったり、友達にインド料理を教えてもらったり、ボリウッドソングの翻訳に挑戦したりもしました。またラマザーン期間中はムスリムの友達と一緒に断食やお祈りの体験もしました。
インド人との交流だけでなく、インドで活躍する日本人の方たちに会い、話を聞くことで自分の将来像を見据えることができました。
伴野様からいただいた奨学金があったからこそこのような貴重な経験をすることができ、これからも南アジアと関わっていきたいと強く思うようになりました。本当に感謝しています。ありがとうございました。

 
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インドで日本の魅力を発信
上間 芽衣

2015年7月から約8ヶ月間プネーのFergusson Collegeに留学し、インドの文学や社会学を学びました。はじめはインド人特有の英語の発音に苦戦しましたが、クラスメイトの協力のおかげで、徐々に授業に対する理解が深まりました。
また、日本の魅力を多くの人に伝えたいという思いから、学園祭で日本食を販売したり、日本語学校でボランティアをしたりするなど、課外活動にも積極的に取り組みました。
日本の常識が通用しない海外での生活を通して、様々な文化や価値観を受け入れる寛容さを身につけることができました。このような貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。伴野様のご親切に心よりお礼申し上げます。

 

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現地でしかできない体験を
看舎 瑞穂

ヒンドゥー教の聖地であるインドのバラナシに、2013年8月から9か月間留学しました。大学では他国からの留学生と共にヒンディー語を学び、休日はヨガやシタール、古典舞踊やインド式ボーカル、フリースクールでのボランティア等様々な習い事や活動に挑戦しました。また、多くのインド人の友達もでき、放課後チャイを飲みながら語らうという留学ならではの文化体験もすることができました。
学問としての学びを得られただけでなく、その後の進路選択に大きく影響する「南アジアに貢献する仕事をしたい」という目標もできました。このような貴重な経験をする機会をくださった伴野様に、この場を借りてお礼申し上げます。

 

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ウルドゥー語のシャワーを本場パキスタンで
酒井 厚志

専攻のウルドゥー語を現地でさらに学習したいと思い、パキスタンの古都ラーホールにあるガヴァメント・カレッジ大学に2013年9月から翌年の4月まで留学しました。創立150年の歴史ある大学での初めての海外生活で、最初は不安もありましたが、フレンドリーなパキスタンの方々に囲まれ、心配もすぐに解消されました。言葉が上手になったと現地の友人に褒められたことが大変嬉しく、記憶に残っています。
実際に現地に身を置くことで、言葉の上達に留まらず、日本と異なる文化を体験して自分の視野が大きく広がりました。多様な考えを尊重する姿勢をこの留学を通して身につけることができ、感謝しています。帰国後は、専攻内でインド映画観賞会を開催し、南アジアの文化に触れる機会を設けました。
 

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見聞が広がったインターンシップ
武本 稜介

私は2015年9月から2016年7月まで10カ月インドを中心に滞在しました。現地の大学入学後、思い描いていたキャンパスライフとの違いに悩むも、そこから気を取り直し、日本人向けホテルでのインターンシップ、バングラデシュのグラミン銀行でのインターンシップなどを行い、活動の幅を広げました。
また、様々な地域(約20か所)を訪れ、インドに対する見聞を広げて、各地に人的ネットワークを築くことができました。
そして何よりも、伴野様よりいただいた奨学金を通して、この留学の機会をいただけたからこそ、これからインドに強い日本人として活躍していきたいという目標ができました。ありがとうございました。
 

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留学経験を生かし国際社会へ貢献
田村 天真

2015年5月から約半年間、パキスタン中部の歴史都市ムルターンにあるバハーウッディーン・ザカリヤー大学に留学し、サラーイキー語という言語の研究を行ってきました。サラーイキー語はパキスタンの有力な方言の一つで、この大学にはサラーイキー文化研究センターがあります。
パキスタン人学生の寮で寝食を共にし、現地でしかできない貴重な経験をしました。断食や礼拝を目の当たりにし、宗教に対しての意見交換も繰り返しました。様々な異文化体験を通して、良い意味で自分の価値観を壊し、広げることができたのは留学したことの大きな成果の一つです。またサラーイキー語の研究においては、教授や友人から多大な協力を得ました。現地の方と議論を重ねつつひとつのテーマを掘り下げた経験は、今後社会に出た後も大きな自信になると確信しています。
今回、渡航費、滞在費、資料購入などあらゆる面で悔いの残らない研究をすることができたのは、伴野奨学金を頂けたおかげでした。今後、これらの経験を生かし国際社会へ貢献していきます。ありがとうございました。
 

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留学で培った忍耐と自信
立本 聡子

私は、専攻語であるウルドゥー語を上達させるため、インドのジャワーハルラール・ネルー大学に聴講生として2014年の1セメスター(7月?11月まで)に在籍しました。ネルー大学では、ウルドゥー語とヒンディー語の授業を受講しました。加えて、興味のある授業には、積極的に教授に連絡をとるなどして、短期間で多くの学びを得るため日々奮闘致しました。
語学留学を含めた計9ヶ月の留学のおかげで、以下の3点を得ることができました。
・英語およびウルドゥー語の語学力向上
・現地でのコミュニティ構築
・日本での人脈の広がり
インドという稀有な地域に女性1人で長期留学を達成したことで、自信がつき、その後の人生に大きな影響を与えることかできました。現在は残念ながら言語を使用する機会はありませんが、留学で培った忍耐力と自信は、現在の社会人生活でも自分の大きな原動力となっています。

 
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わたしの日本の経験
プラチ バリ

SFS Regular Exchange Program のために日本に半年住んでいました。
日本へ来る前にインド・プネのTilak Maharashtra Vidyapeethで2年間勉強しました。
日本へ来る前に、日本の文化、言語にとても興味を持っていました。ですから、日本を訪問し、実際の文化を体験し、日本語を学習することができて大変うれしく思いました。
大阪大学で、さまざまな学生と交流することができました。それから、日本人と一緒に日本語を話すことができました。大学で日本語のいろいろな使い方を勉強しました。私は、日本人学生の考え方とは異なる視点で日本を見てみました。クラスでの議論はとても楽しく、とても刺激的でした。この半年間で私はいろいろな経験ができ、皆さんのおかげで、以前よりとても成長できたと思います。
今後もこの経験が生活、人間関係などにも生きていくと思います。この半年間で会った皆さんに感謝しています。

 
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