大阪大学経済学部は1958年8月に法経学部が法学部と経済学部に分離・独立して誕生しました。
以来、経済学では世界で正統派の「近代経済学」を礎にして教育・研究を行ってきました。経営学では経営科学(マネジメント・サイエンス)を時代に先駆けて導入し、ユニークな経営学の学風を築いてきました。また歴史の分野でも実証的・数量経済史の立場からいくつもの業績を挙げてきました。その結果、基礎力・応用力を備えた総合的な能力の高い人材を社会の様々な分野に輩出してきました。これも ひとえに皆様のご支援の賜物と深く感謝しております。
グローバル化が進む世界経済の中で日本経済は重大な岐路に立たされています。韓国,中国はもちろん、ブラジル、ロシア、インドなど多くの発展途上国が急速に成長してきています。日本の企業は世界的な競争に巻き込まれることは必至であります。このような状況のなかで、国際的に活躍できる人材を育成することは緊急の課題となっています。
平成16年度の国立大学法人化以降、各大学が独自に財務基盤の安定強化を図り、教育研究事業を一層充実発展させることが求められています。このような状況下において、大阪大学は創立80周年を迎え,大阪大学未来基金を設置しました。
経済学研究科も経済学部教育をはじめ、さらなる教育研究活動の充実発展のために、大阪大学未来基金に『経済学部・経済学研究科教育研究事業』を立ち上げました。何卒、本事業の趣旨にご賛同いただき、ご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。
経済学部・経済学研究科のサイトは
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