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AI科学捜査研究基金

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AI科学捜査研究基金について

大阪大学産業科学研究所八木研究室では、映像解析技術の研究を進めており、その一つとして、人の歩く姿の違いに基づき人物を認証する技術である「歩容認証」の研究に力を入れてきました。歩容認証は、指紋や顔に基づく認証と異なり、遠くにいる人物も認証できる、という特長があります。そのため、防犯カメラ映像等に小さく映った犯人を特定することも可能になります。また顔特徴に基づく認証でないため、顔が確認できない場合、例えば顔をマスク等で隠した強盗や、暗闇を歩く犯人を特定できる可能性もあります。歩容認証は、これまで犯人特定が難しかった事件において、防犯カメラ映像等から犯人特定を実現する有望な技術です。実際、八木研究室では、これまで警察からの依頼により10件の歩容に基づく鑑定実績があり、また世界発の歩容鑑定システムを開発し、科学警察研究所に導入するなど、警察の犯罪捜査に協力をし、犯人特定にも貢献して参りました。
歩容認証は、科学捜査に新しい解決策を提示できる有望な技術です。しかしながら、現在の歩容認証技術は、残念ながら適用ができる範囲に制約があります。例えば、現状の歩容認証技術では、走って逃げる犯人の特定には課題がありますし、人ごみの中を逃げる犯人の特定も困難が伴います。また、大量の映像データの中から、対象となる人物を見つけてくるためには、システムの全自動化や高速化が不可欠になります。したがって、これらの課題を克服した、進化した歩容認証が必要です。
八木研究室では、保有する世界最大の歩容データベース(※)をさらに拡大するとともに、これらの大規模データベースを活用しながらAI技術を駆使することで、歩容認証技術を着実に進化させることを目指したいと考えます。また、歩容認証を介して開発しているAI技術を、既存の犯罪捜査手法の高速化や省力化、高精度化に役立てます。さらに、開発した技術を社会導入するためには、それらを適切に利用できる人材の育成も重要となります。本事業においては、研究開発のみならず、進化したAI科学捜査手法を活用できる人材の育成も目指します。これらの活動を通して、安全かつ安心な社会実現に貢献したいと考えています。
この事業を実現するために、「AI科学捜査基金」を、大阪大学未来基金に立ち上げました。何卒、本事業の研究にご賛同いただき、ご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。

※現在約8万人の歩容からなるデータベースを構築済み
AI科学捜査研究基金について

基金の活用プラン

・人物映像解析技術の研究・開発(研究設備、開発研究者雇用等)
・実環境大規模人物映像データの収集(ラベル付き学習用データベースの構築等)
・AI科学捜査システムの開発(システム実装、インターフェース設計等)
・AI科学捜査官の育成(研修会の開催、トレーニング等)
・AI科学捜査システム啓蒙活動(普及活動等)
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